こんにちは!
野方教室の中村です😊。
すっかりと春日和になり、外では桜の花も沢山見られるようになりましたね🌸。
春休みに入り、生徒たちは新学期を心待ちにしています。
元気に新学期を迎えられるように、体調管理に気を付けて、春休みを過ごしていきます🎶。
さて、3月25日(土)は、3月生まれの生徒さんのお誕生日会とお花の手形アート制作をしました🍀。
生徒さんたちは、「手形作るの楽しみ!」「どうやって作るの?」と朝から楽しみな様子でした✨。
まずは、おたんじょび会です🎂。
お誕生日会では、3月生まれの生徒さんをみんなでお祝いしました👑。
「おめでとう~❕👏。」とお祝いの言葉と拍手の中、お誕生日カードやプレゼントを貰って、お誕生日の生徒さんは大喜びでした😊。
午後からは、お花の手形アート制作をしました🌺。
今回の手形アートでは不思議な画用紙の花びらを使います(≧▽≦)。
まずはどんな不思議なことが起こるのか、生徒さんたちと一緒に実験をしました🧪。
予め職員で、画用紙の花びらは紫キャベツの煮汁を使って紫色に染めています。
その花びらにクエン酸やアルカリ電解水をかけるとなんと・・・!Σ( ̄□ ̄|||)。
画用紙の色が紫色から他の色に変わるのですΣ(・ω・ノ)ノ!。
言葉の説明とは別に染める過程を写真でも、色の移り変わりを見ていきました🖼。
説明を聞いた後は、実際に自分たちで実験開始です🎵。
まずは、紫キャベツで染めた画用紙に、クラフトパンチで穴をあけて、お花の形に抜き出します🌺。
一人で「んん~っ!」と力をしっかり込めたり、職員と一緒に協力して力をこめたりしてお花の形を作りました♪
型抜きができると「お花ができた!かわいい!」と大喜びです😊。
次に、お花の形になった画用紙に、スポイトを使ってクエン酸水・アルカリ電解水をかけて、違う色に変える実験をします(^^♪。
「紫色からどんな色になると思う?」の問いかけに、「赤になる!」「青色になりそう🤔。」とそれぞれ予測しながら、「どんな色になるか早く見たい!!」とワクワクした気持ちで、いざ実験!!
結果は・・・
クエン酸水をかけるとピンク色に、アルカリ電解水をかけると緑色に変わりました( ゚Д゚)❣。
「すごい!色が変わった!😲。」「外れた~😞。」「あたった!」「この色かわいい!💕」等と色の変化にいろんな反応が見られました。
透明の液体によって色が変わる不思議な現象に「魔法みたい🌟。」と呟く生徒さんもいましたよ✨。
そんな不思議な花びらを使って、いよいよ「花の手形アート制作」です!
用紙に書かれた長方形の内側に、自分の手を置き、鉛筆で手の形をとります✋。
その上にプラパンを重ねて置き、手の形を埋めるように、赤・ピンク・紫・青・緑と様々な色のお花をスティックのりで貼っていきます🌺。
「ここは〇色にしよう🎵」と自分で好きな色を自由自在に組み合わせて丁寧に貼っています😊。
花の手形が完成した後は、プラバンを写真立てに挟み、組み立てをします🔩。
4か所にネジをくるくると回して固定させると、いよいよ完成です✨。
写真立てが完成すると、「できた!」「かわいいね!」「おうちに飾るね❤。」と完成を喜び、生徒さん同士で作品を見せ合ったり、「先生みてみて!」と近くの先生に見せたりして楽しんでいました(^^♪。
完成した自分だけの手形アートの作品と一緒に写真撮影です📷✨。
制作後も、完成した写真立てを家で飾るのが楽しみなようでした😊。
また、実験の不思議さに興味をもち、制作後も説明で使用した紙を暫く見たり、他の生徒さんと実験の話をしたりして楽しむ姿が見られました🎵。
ここからは今回の実験の詳しい概要です📚。
今回の実験で使用した画用紙が紫色なのは、紫キャベツの煮汁を染み込ませたときに、煮汁に含まれていた『アントシアニン』という紫色の成分が画用紙に染み込んでいるためです。
『アントシアニン』は植物に含まれる青紫色の天然色素であり、ブルーベリーに含まれている目に良い栄養素としても広く知られています👀。
紫キャベツやブドウ、ナスなど紫色の野菜や果物に多く含まれる『アントシアニン』ですが、実はアントシアニンは酸性の時は赤やピンク色、中性の時には紫や青紫色、アルカリ性の時は青や緑・黄色など、混ざる液体の性質によって色が変わる特性をもっています。
今回の実験では、クエン酸水(レモンなどに含まれる酸っぱさの元であるクエン酸を水に溶かしたもの)は酸性のため、画用紙に染み込んでいたアントシアニンはピンク色に反応し、アルカリ性であるアルカリ電解水(塩水を電気分解して作られる洗浄液)には緑色に反応したため、画用紙の色がそれぞれ、ピンク色と緑色に変わったという結果になっています🔍。
「紙の色が酸性やアルカリ性で変わる」という話を聞いて、「それって、リトマス紙と一緒では?」と思う方もいらっしゃると思います。
実際、理科の実験で使用するリトマス紙と作られ方や仕組みはほぼ同じで、リトマス紙は、リトマスゴケという苔の煮汁を紙に染み込ませて作っており、アゾリトミンという成分が酸性・アルカリ性に反応して色が変わっています✏。
リトマスゴケは用意するのが大変ですが、紫キャベツならお近くのお店で手に入れることができますし、紙に染み込ませなくても、煮汁をそのまま実験に使うことができるので、ご家庭でお手軽に科学実験をしたい時におすすめです😊。
これからも生徒さんが楽しめるイベントを企画していきたいと思います🍀。